観音寺市議会 2022-09-09 09月09日-03号
コロナ以前から続く農産物の価格低下に加え、長引くコロナ禍や世界情勢の変化も重なり、また、輸入原材料、燃料価格の高騰や円安の影響で生産資材コストの著しい上昇により農業経営者に多大な影響が懸念されています。
コロナ以前から続く農産物の価格低下に加え、長引くコロナ禍や世界情勢の変化も重なり、また、輸入原材料、燃料価格の高騰や円安の影響で生産資材コストの著しい上昇により農業経営者に多大な影響が懸念されています。
近年の異常気象による品不足等により、農産物の値上がりが頻繁に発生し、また、円安による輸入原材料の高騰などにより、多くの食材が値上がりしておりますことから、価格が値上がりした食品の使用量やデザートの提供を減らしてはいるものの、献立作成や物資選定に工夫を凝らすことにより、国が示しております学校給食実施基準を確保できるよう努めているところでございます。
最近のマーケット市場が不安定な動きを見せる中で、円安の動向から輸入原材料費の上昇が特に製造業の経営を厳しいものにしておりますが、不安材料ばかりでなく、四国財務局によりますと、設備投資も少し上向いてきており、近々の新聞発表によりますと、平成25年度4月から6月期の景況判断は、全産業で上昇に転じたと発表されております。
金融政策では、日本銀行は政府との共同声明に基づき2%の物価安定目標を設定いたしましたが、所得増と連動しない物価上昇は国民生活を圧迫することとなりますし、過度の円安は資源国でない我が国においては輸入原材料の価格高騰を招くなど、輸入産業には大きなダメージを与えかねないため、注視していかねばなりません。